ダービー②傾向
近年の傾向
ダービーはBコースからCコースに替わり、1週目に行われる為、オークスと違う傾向が顕著に出ている。
オークスはAコースからBコースに替わって2週目に行われるからなのかもしれない。
一週違うだけで差しが決まり安くなったりしますからね。
オークスですら内有利、前有利でしたから、今年も中団~前目で競馬する馬が有利になるでしょう。
2017~2010年までの統計
上がり最速の馬(上がり1位タイもいる)
(4.2.2.1)9頭上がり1位がいてなんと8頭も馬券になって、着外の1頭は2013年の4着だったアユサン。
追い込み一気の馬でも差してこれるのがオークスの特徴に対して
ダービー
2016~2010年
上がり1位の馬
(2.0.1.4)となっています。
因みに2011年は不良馬場なので参考外にしました。以下の馬は上がり1位で馬券にならなかった馬です。
2016リオンディーズ上がり33.2 5着
2014ショウナンラグーン上がり33.9 6着
ともに上がり33.8で4着、5着
後方一気の上がり最速は本命には厳しいと思います。
過去のレースで堅実に上がりを使えていて、中団からでもレースできそう、しそうな馬がいいと思います。
近年の実績を例にあげますと
2016年
マカヒキ 1着
通過順位(7-8-8-8)上がり2位33.3
通過(7-7-6-7)上がり3位33.4
ディーマジェスティ 3着
通過(9-10-8-10)上がり2位33.3
上がり最速リオンディーズ
通過(15-16-16-17)上がり33.2
2015
ドゥラメンテ 1着
通過(8-8-8-7)上がり2位33.9
サトノラーゼン 2着
通過(8-9-9-7)上がり4位 34.2
サトノクラウン 3着
通過(14-14-14-13)上がり1位33.8
2014
ワンアンドオンリー 1着
通過(5-5-6-5)上がり2位 34.0
イスラボニータ 2着
通過(3-3-3-2)上がり5位 34.3
マイネルフロスト3着
通過(7-9-7-6)上がり4位 34.2
上がり最速ショウナンラグーン 6着
通過(16-17-16-12)33.9
と、なっていて、中団より前で競馬している馬が圧倒的に強い近年の傾向です。
今年のダービー
以下は上がりが堅実な馬で近走の上がり順位
アドミラブル
新馬戦を除けば①①②
青葉賞の勝ち時計は優秀ですが追い込み一気の競馬しかしていない。追い込み脚質のドゥらメンテでダービー制覇したデムーロの手腕が問われる。
アルアイン
④④②①
中団より前で競馬できる強みがある。皐月賞レコードの反動はあるはずなので不安はある。
カデナ
前走皐月賞は競馬になってなかったので上がり⑥位は仕方ないかなと。
それを除けば①①①①①
基本後ろからの馬ですが前走皐月賞ではある程度のポジションを取りに行く競馬。弥生賞でも早めに動いて差してるので、後方一気のタイプではない。元々はダービー目標ですから悲観する内容ではない。
スワーヴリチャード
前走皐月賞はポジションも悪く大外回っての競馬で上がり⑤位でした。内有利な競馬を外回すしか出来なかったので仕方ない。元々ダービー目標ですから悲観する必要はない。
皐月賞を除けば上がりは①①①①
この馬も中団より前で競馬する強みがある。
ペルシアンナイト
上がり③①③①①①
基本中団やや後ろですが、中団より前で競馬もできる強み。
レイデオロ
中山コースでは周りが止まってるかのような脚を使います。
上がりは②①①①
ただそんなにキレる感じがしないです。中山のパワーのいる馬場を苦にしないから中山では次元の違う脚を使えるのかもです。
サトノアーサー
馬場が渋るのは結構苦手。少頭数の競馬しか経験がない。
上がりは①②①①
この馬は後方一気なんだよね。
上がり堅実は以上の馬です。
追い込み一気が
アドミラブル、レイデオロ、サトノアーサーですが、デムーロもルメールも川田も追い込み一気じゃ届かないのはわかってるので、中団くらいのポジション取りに行く競馬をするはずです。
その他の馬は中団での競馬が出来ますから枠次第になるでしょう。